日本でカラオケ店を運営する「まねきねこ」が2025年にマニラ第1号店をオープンすると発表がありました。
当面は30店舗を目標しているとのこと。
また同社「コシダカホールディングス」は「カーブス」も運営しており
将来的には、フィリピンのショッピングモールなどに女性向けのフィットネススタジオを
オープンするなど事業拡大を狙う。
また日本式の温浴施設もフィリピンで力を入れていたい事業とのこと。
すでに家や外でもカラオケを楽しむフィリピン人が歌を歌いにカラオケ店に行くというよりかは、
カラオケも出来るパーティールームのようなフィリピン式のカスタムをしていくのかもしれない、と思いました。
元記事:2025/03/11
Koshidaka eyes P2.5-B investment in PH; to open onsen spas in malls
フィリピンのカラオケ事情

フィリピンではカラオケは国民的な娯楽であり、家庭やバー、レストラン、路上など、あらゆる場所で楽しまれています。
特に「ビデオケ(Videoke)」と呼ばれるカラオケマシンが普及しており、
小型のコイン式マシンが街角に設置されていることも珍しくありません。
フィリピン人は音楽が大好きで、歌唱力の高い人も多く、家族や友人が集まると自然とカラオケが始まることが多いです。
以前はジュークボックスのような巨大なカラオケマシンをレンタルして
パーティーをする光景がよく見られましたが、インターネットが普及した現在ではネットのカラオケデータから、
ワイヤレスハンドマイクと少し良いスピーカーを組み合わせて家庭内でもカラオケが普通に浸透しています。
また、マニラなどの大きな都市ではカラオケバー(KTV:Karaoke TV)も人気で、
一般的なKTVと女性スタッフが接客する「ガールズKTV」に分かれます。ローカルなKTVはリーズナブルで、
ビールや食事を楽しみながら歌えます。
一方、高級KTVは観光客やビジネスマン向けに豪華な内装とサービスが提供されることが多いです。
しかし、カラオケが原因で騒音トラブルが発生することもあり、深夜のカラオケには注意が必要です。
フィリピンのカラオケ文化は、明るく陽気な国民性を象徴する重要な要素となっています。