2020年のフィリピンの国勢調査では、セブ島の人口は約332万人となっています。
フィリピンではメトロ・マニラ(約1348万人)に継ぐ人口第2位の大都市です。
セブ島の面積は約約4,422 km² 日本の都道府県と比較すると福岡県、徳島県と同じくらいの大きさです。
セブ島の面積と日本の都道府県との比較
📌 セブ島の面積
- 約4,422 km²
- フィリピンのビサヤ諸島に属し、南北に約225km、東西に約30~40kmの細長い形をしている。
📌 日本の都道府県との比較 セブ島の面積(4,422 km²)は、日本の都道府県と比較すると、以下のようになります。
都道府県 | 面積 (km²) | セブ島との比較 |
---|---|---|
福岡県 | 4,987 km² | やや小さい |
群馬県 | 6,362 km² | かなり小さい |
奈良県 | 3,691 km² | やや大きい |
徳島県 | 4,147 km² | ほぼ同じ |
香川県 | 1,876 km² | 2.4倍の広さ |
東京都 | 2,194 km² | 約2倍の広さ |
沖縄本島 | 約1,206 km² | 約3.7倍の広さ |
💡 最も近いのは「徳島県(4,147 km²)」で、ほぼ同じサイズ
💡 福岡県より少し小さく、奈良県より少し大きい
💡 沖縄本島の約3.7倍の広さ
✅ セブ島は 東京23区(627 km²)の約7倍の広さ
✅ 沖縄本島(1,206 km²)よりはるかに広いが、四国全体(18,800 km²)よりはかなり小さい
まとめ セブ島の面積 4,422 km² は、徳島県や福岡県に近いサイズ感 です。
日本の都道府県の中で 「中規模の県」と同じくらいの面積 になります。

日本人が住むセブ島のエリアは?
セブ島の中でも日本人や外国人が多く住むエリアは メトロ・セブ(Metro Cebu) に集中しています。
特に以下のエリアが人気です。
1. ITパーク(IT Park, Cebu City)
- 特徴: 近代的なビジネス街で、外資系企業やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業が多い。
- 外国人の傾向: 欧米人、日本人、韓国人、インド人など多国籍。
- 住居: 高級コンドミニアムが多く、外国人向けの賃貸物件が充実。
- 生活環境: レストラン、カフェ、ジム、24時間営業の店舗が豊富で、安全なエリア。
2. セブ・ビジネスパーク(Cebu Business Park, Cebu City)
- 特徴: アヤラセンター(Ayala Center Cebu)を中心にした高級商業エリア。
- 外国人の傾向: 日本人、韓国人、欧米人が多い。
- 住居: 高級コンドミニアムやサービスアパートメントが充実。
- 生活環境: ショッピングモール、銀行、オフィスが集まり、都市生活に便利。
3. マクタン島(Lapu-Lapu City)
- 特徴: セブ・マクタン国際空港があり、リゾートホテルやビーチリゾートが並ぶ。
- 外国人の傾向: リゾートエリアなので、長期滞在の欧米人やリタイアした日本人も多い。
- 住居: ビーチフロントのコンドミニアムや住宅エリア。
- 生活環境: 海が近く、リゾートライフが楽しめるが、都市部からは少し離れている。
4. バニラッド(Banilad, Cebu City)
- 特徴: セブ市の北部に位置し、高級住宅街が広がるエリア。
- 外国人の傾向: 駐在員や長期滞在の外国人、日本人学校関係者が多い。
- 住居: 一軒家、タウンハウス、コンドミニアムなど多様な選択肢。
- 生活環境: セブカントリークラブ(ゴルフ場)、高級スーパーマーケット、インターナショナルスクールがある。
5. タリサイ市(Talisay City)
- 特徴: セブ市の南側にある比較的新しい住宅エリア。
- 外国人の傾向: ローカルに溶け込んで暮らす外国人が多く、日本人のリタイア組も増えている。
- 住居: 広い戸建て住宅が多く、家賃がセブ市内より安い。
- 生活環境: モールや市場があり、ローカルと外国人が共存。
メトロ・セブエリアのまとめ
エリア | 外国人の特徴 | 住居タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
ITパーク | ビジネス街、若い外国人が多い | 高級コンドミニアム | 安全・便利、娯楽施設が多い | 家賃が高い |
セブ・ビジネスパーク | 駐在員・投資家が多い | 高級コンドミニアム | 生活の利便性が高い | 家賃が高め |
マクタン島 | リゾート志向の外国人 | ビーチフロントの住宅・コンド | リゾートライフが可能 | セブ市内まで遠い |
バニラッド | 家族向け、日本人学校あり | 一軒家・タウンハウス | 静かで住みやすい | やや郊外 |
タリサイ市 | リタイアした外国人が多い | 広い戸建て | 家賃が安い、広い家が多い | 都市部まで遠い |
💡 一般的に、日本人が住みやすいのは
👉 ITパーク・セブビジネスパーク・バニラッド(利便性・治安が良い)
👉 リゾート好きならマクタン島、コスパ重視ならタリサイ市
セブ島 vs. マニラ:日本人が住むならどちらがおすすめ?
セブ島とマニラの両方には日本人が多く住んでいますが、住みやすさは 治安、利便性、コスパ によって異なります。
以下、それぞれの要素で比較し、総合評価をします。
① 治安
項目 | セブ島 | マニラ |
---|---|---|
犯罪率 | やや安全(観光エリアは比較的安心) | 比較的高い(スリ・詐欺が多い) |
詐欺・ぼったくり | 多少あるが、観光地に集中 | 日本人狙いの詐欺・タクシーぼったくりが多い |
危険エリア | 一部のスラム街以外は比較的安全 | スラム街が多く、エリアごとの治安格差が大きい |
夜間の安全性 | ITパークやビジネスパークは比較的安全 | 主要エリアでも夜の一人歩きは危険 |
✔ 結論:セブ島の方が安全
観光地やビジネス街なら比較的安全で、日本人に対する犯罪も少なめ。
マニラは場所によってはスリや詐欺が多く、エリア選びが重要。
② 便利さ(生活インフラ・買い物・交通)
項目 | セブ島 | マニラ |
---|---|---|
ショッピング | 大型モール(Ayala, SM Seaside)あり、日用品は揃う | どんなものでも手に入る(高級品・日本製品も豊富) |
日本食・レストラン | ある程度あるが、選択肢は少なめ | 多くの日本食レストラン・日本の食材店がある |
公共交通機関 | ジプニー・タクシー・バス(不便) | MRT・LRT・タクシー・バス(渋滞がひどい) |
病院・医療 | 日本語対応の病院は少ない | 日本語対応の病院が多い |
✔ 結論:マニラの方が便利
マニラは 買い物、交通、医療インフラが整っており、日本食にも困らない。
セブ島は 車がないと不便なことが多く、選択肢も限られる。
③ コストパフォーマンス(家賃・物価)
項目 | セブ島 | マニラ |
---|---|---|
家賃(1LDKコンドミニアム) | 25,000〜50,000ペソ/月 | 35,000〜70,000ペソ/月 |
食費(外食) | 100〜300ペソで満足できる | 150〜500ペソ(高級店は日本並み) |
交通費 | タクシーが安い(初乗り40ペソ) | 渋滞がひどく、移動時間がかかる |
光熱費・通信費 | マニラよりやや安い | セブよりやや高め |
✔ 結論:セブ島の方がコスパが良い
家賃、食費、交通費がマニラより安く、同じ予算で良い生活ができる。
特に 家賃の差が大きく、同じ家賃ならセブの方が広くて快適。
④ 総合評価
項目 | セブ島 | マニラ |
---|---|---|
治安 | ✅ やや安全 | ❌ やや危険(エリアによる) |
便利さ | ❌ 多少不便(車が必要) | ✅ 生活の利便性が高い |
コスパ | ✅ 物価が安く、快適に暮らせる | ❌ 家賃・食費が高め |
交通 | ❌ 公共交通が不便 | ❌ 渋滞がひどい |
医療 | ❌ 日本語対応病院が少ない | ✅ 日本人向け病院が充実 |
✔ おすすめ:目的別の選択
- のんびり暮らしたい・コスパ重視 → セブ島
- 便利で都会的な生活をしたい・医療を重視 → マニラ
💡 まとめ:「住みやすさ」で比較した場合
🏆 日本人におすすめなのは「セブ島」 ✅ 治安が比較的良い
✅ 家賃や生活費が安い
✅ 渋滞が少なく、ストレスが少ない
マニラはこんな人向け
✅ 日本レベルの便利な生活をしたい
✅ 日本食・病院などの環境を重視する
✅ 都会的な生活を求める
💡 結論:日本人が住むなら「セブ島」が総合的におすすめ
セブ島は 安全・コスパの良さ・のんびりした生活環境 が魅力。
一方、マニラは 便利さを求める人 には向いているが、家賃の高さと治安の悪さがネック。
「何を重視するか」で最適な場所が変わるため、あなたのライフスタイルに合わせて選ぶのがベスト!
英語留学するならセブ島はおススメか?
フィリピンの中でも英語留学するには、約200校と一番学校が多いエリア。
とにかく選択肢が多いので、優しめ、厳しめなど選びたい放題なのが特徴。
ただ日本人が多いのと、ビーチが近いので遊んでしまうというのがネック…
まずは1~2週間試してみていろいろな学校を回るのもいいかもしれません・