海外永住者が過去最高の57万人、ということで2023年に過去最高を更新しています。
「永住者」とは
海外での永住権やビザを認められて生活の拠点を日本ではなく
海外に移した日本人のことです。
一般的な海外駐在員や留学生など3か月以上の滞在だが、仕事や学業で海外で暮らす
日本人は「長期滞在者」として分けられます。
数としては、長期滞在者の方が多いわけですが、実は2019年をピークにその数は減少しています。
一方、2019年には52万人だった永住者は、毎年伸びて2023年には57万人と過去最高。
在留日本人の動向
- 在留日本人総数: 2023年10月1日時点で、
海外に在留する日本人の総数は約129万3,565人で、前年より約1万4,950人（1.1％）減少しました。
成人数は102万5,339人で、在留日本人全体の79.3％を占めています。
長期滞在者は約71万8,838人（全体の55.6％）で、前年比4.3％減少。永住者は約57万4,727人（全体の44.4％）で、
前年比3.2％増加しました。 - 地域別: 北米が全体の37.9％（約48万9,732人）を占めており、次いでアジアが27.5％（約35万5,543人）、西欧が16.4％（約21万2,301人）です。これらの3地域で全体の81.8％を占めています。
- 国別: 米国に在留する日本人が全体の32.1％（約41万4,615人）、次いで中国に7.9％（約10万1,786人）が在留しています。これら2国で全体の39.9％を占めています。
- 都市別: ロサンゼルス都市圏に在留する日本人が全体の5.0％（約6万4,457人）、次いでバンコクが4.0％（約5万1,407人）、ニューヨーク都市圏が2.9％（約3万7,414人）です。これら5都市圏で全体の17.2％を占めています。
