結婚後に女性ひとりでフィリピンへ、就職、移住。その理由とは?
●Aさんプロフィール
・年齢:26歳
・静岡県出身
・前職:都内でのルート営業
・英語力:旅行ならなんとか
「どうしてフィリピンに?」
「フィリピンで就職したいんです。」
最初のお話しでは、そう話していたAさん。
フィリピンで就職したい理由は就労ビザの取得
フィリピンへの英語留学から現地で就職する機会を探している人は
少なくないケースなのですが、インタビューをさせてもらって
意外な理由をお聞きすることができました。
フィリピンでの就職は将来の教育移住のために
Aさん(女性26歳)は東京で働いていましたが、
結婚後にご夫婦で今後の未来を話していく中で、
将来生まれてくる子供には英語が話せるようになって欲しい。
日本だけでなく海外で生きていく中で多様な価値観を持って欲しい。
そうであれば、まずは自分たちが海外に出た方がいい。
そういう思いが大きくなっていったようです。
Aさんご夫婦はとくに英語が話せるわけではない、とのこと
とは言え長期に英語留学するには、時間もお金もかかります。
そのためにはどうすればいいのか?
Aさんご夫婦の共通の目的は未来のお子さんに
海外での生活、また英語の環境で育てたいというものです。
・Aさんご夫婦のフィリピン移住に向けてのプランは…
- 1:まず英語力を身に着ける(英会話の習得)
- 2:現地で就職して生活出来るようにする(就労ビザ、移住ビザの取得)
- 3:旦那さん日本から呼びフィリピンで暮らす
- 4:子供が生まれた時には、現地のインターナショナルスクール
- またはは現地の私立学校で教育を受ける
というものでした。
プラン1:フィリピンで英語を身に着ける
まずはAさん自身が英会話力を身につけなければいけません。
夫婦2人同時には難しい、旦那さんは日本で働き、Aさんは英語の習得。
これはご夫婦で決めたミッション。
そのためにAさんが選んだのがフィリピンでした。
安価でマンツーマンの英会話レッスンが受けられるのが
フィリピンの特徴なのですが、その中で目に付けたのが「インターン生」の募集でした。
※フィリピン留学のインターンとは?
AIAP English School(旧F2F)※1 ではちょうどインターン生を募集していました。
これだと思い、Aさん単身でフィリピンの語学学校のインターン生にエントリー。
無事に採用されて、2024年4月からインターン生として
語学学校のお手伝いから留学生のサポートを受け持つインターン生になりました。
通常、フィリピンの英語留学の学校では
衣食住と1日数時間の英会話レッスンを無料で提供する代わりに
インターン生として学校内で働いてもらうという仕組みがあります。
「ご結婚もして、お仕事もされていたのによく決断できましたね…」と、話すと
「ちょうど仕事も辞めようかなと思っていたので、でも最後は勢いですね(笑)」
いつもニコニコしているAさん。見た目とは裏腹に行動は大胆です。
仕事を辞めて東京を離れて、空港が近いからという理由で成田へお引越し…
もう日本を離れる準備は万端です。
プラン2:現地で就職して生活出来るようにする(就労ビザ、移住ビザの取得)
今回インタビューさせてもらったのは
Aさんがインターン生を始めてから半年ほど経過した
2024年10月ぐらいのことでした。
「半年たって英語力はどうですか?」
「慣れては来ましたけど、まだまだ勉強したいです」
「フィリピンでの就職活動はどうですか?」
「実は、これから数社フィリピンある日系企業にエントリーする予定です。」
AIAP English Schoolを運営する「GESAI ※2」ではフィリピンでの
就職支援、企業と人材のマッチングサービスを提供しています。
そこからいくつの日系企業にエントリーしてみませんか?
というオファーがあったとのこと。
プラン3:旦那さん日本から呼びフィリピンで暮らす
もし就職が決まったら、旦那さんをフィリピンに呼んで
一緒に暮らすというのが次のステップ
幸い旦那さんもフリーランスで場所を問わず仕事が出来る方なので
Aさんがフィリピンで就職できれば、住む場所もビザ取得できる
という目標もクリアできます。
プラン4:子供が生まれた時には、現地の私立学校で教育を受ける
Aさんご夫婦にはまだお子さんは居ませんが
将来子供が生まれたら海外で生活して英語を話せるようになって欲しい
そんな希望がAさんご夫婦にはあるそうです。
今、生まれてくる子供たちはおそらく2100年くらいまで
生きるはずです。そうなった時に日本はどうなっているのか?
充実した子育てが出来るのか?
また生まれて来る子供にとって明るい未来のある国であるのだろうか?
世界を知ってその上で日本もある、
そんな人生にして欲しいという願いがあるようです。
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誤算!?ビザの問題発生
フィリピンで就職して就労ビザを取得すれば、家族の分もビザが取得できると思っていたのですが
仮にAさんがフィリピンで就職したとしても、Aさん個人としての就労ビザは発行されるのですが
家族分まではビザが発行されない、ということが発覚
原因は「駐在員」として発行されるビザとの勘違いが原因でした。
日本企業から出向という形でフィリピンで働く場合には、家族も帯同で出来るビザが
発行されるのですが、Aさんの場合には家族のビザは発行されない、とのこと。
「また大町さん※3に相談ですね(笑)」
結構、深刻な問題なのでは?と思ったのですが、すでに感覚がフィリピンになっているのでしょうか?
それともこれまでの経験が何とかなる、という自信になっているのか。
2024年12月末には現在のタガイタイを離れてマニラに近いアラバンで暮らしたいとのこと。
次に再会するときにはどのようになっているのか。
無事に就職は決まっているのか?
またインタビューするのが非常に楽しみです。
※1 AIAP English School(旧F2F)
移住体験も提供している「GENSAI」が運営するタガイタイの語学学校
※2 GENSAI Career Consulting Corp.
フィリピンで就職を希望する日本人と企業を繋げる人材紹介会社
※3 大町さん
GENSAIの代表でAIAPの校長